のら物語

 のら物語(素敵な3つの出会いから) 「野良猫の "のら" なの?」「それとも人形の家の "ノラ" ?」とよく聞かれます。
「野菜で良くする・野菜で楽しむの 」 "のら" よと答えます。
何故そうなのかとさかのぼれば、4年前さいたま市産業創造財団がおこなったヘルシービジネス構想のなかで「ヘルシーカフェレストラン」の企画を提案し、その実現に向けて考えていたときからが始まりです。


たとえば、残念なことに現代は野菜を意識して摂らなければならない時代となってしまいました。そしてその野菜もスーパーのショーケースに行儀良く並べられている物を買うのがほとんどです。 便利さや安易さに流され、生活習慣も大きく変化し、ごくごく普通の日常の食事でも素材から料理を作ることが少なくなりました。

それまで、食育セミナーや料理講座・パーティー料理や弁当のケータリングを通して「食」の大切さを伝えてきましたが、 まだ間に合うのなら、もっともっと伝えたい。次世代を担う方々に、よき食材が買え、
それを使った料理が食べられ、そこで食のことを楽しく学ぶことが出来る、
そんな場所・そんな店を作りたいと考えていました。
 生活の基礎はまずカラダとココロが健康であることから始まります。
「食べるは生きるの重大事」同じ生きるなら楽しくがモットーです。

生きることをコンビニエンスにはしたくないですね。

野良猫の強さもイプセンのノラの凛とした潔さも持っているのらです
大量生産  大量消費にはない、野菜たっぷりの健康メニューや、きめ細やかな和・洋惣菜、より自然な味わいを生かした上質な普段食を得意としています。
そして幸せなことに、思いを実現させるすばらしいパーソナリティに私は、出会ったのです。

食堂のら担当 三浦

 僕はあちこちで断言している。"人の健康や安全より、価格であったり、生産性を一番に考え企業の利益を優先にしていた大量生産・大量消費の時代は、もうとっくに終わった" のだと。

しかし、人は人であることを忘れ、勝手気ままに振舞いだしている。
そうして生きて動いていられるのは、カラダとココロを養って行くための糧である食物によることを、忘れてはいないだろうか? パンであれ、米であれ、芋の煮ころがしであれ、キチンと作られた食材には
生産者の心がつまっている。 どんな人に食べてほしいかを考えながら作っている。

例えば 食べる「モノ」からもっと多様な関係性をもつ「コト」へ、すでに世の中は少しずつではあるが、変わってきているのだ。 しっかりと目をあけそれらに対してアプローチしてゆくことを、
のらを通して提案している。 食材&生活雑貨といえど、のらとしてのセレクトショップであり、 いつかはショップそのものがひとつのギャラリーとなりうる。
モノではなくライフスタイル、生きるということのギャラリーだ。

単なる飲食の提供や営利追及だけではない、社会(地域・人々)とかかわり社会を引っ張り影響をあたえてゆくもの。 顔の見える流通とは生産者の顔だけではなく、食べる人の顔も見えていることが必要だ。 真の意味でのface to face=顔の見えるブランドで、communicationのあるブランド。そういうシステム作りのできる "のら" である。

だれがどうやって作って、だれがどんなふうに食べるのかがわかっているのは、この世の中最高のことではないか。 これぞご馳走といえよう! のらにはそれがある。

食材&生活雑貨担当 伊豆田  

 市民団体「あれあれあ」の活動から 2005年2月「ち・お」創刊10周年記念の懸賞論文が掲載されたちお別冊No1.「育てられ方、育て方」が発刊されました。グランプリの「ち・お」賞を授賞した『「コミレス」は子育て支援の要』も、その冊子に紹介されています。これを書いたのは、「広場のら」の担当をする新井です。作文の内容は新井自身が体験した孤独な子育てのつらさ、いまどきの母親事情、それを支援するために行ったグループ活動、子育て改革案としてのコミレス構想という構成です。

その構想には「子育て支援」という小さな枠にとどまることなく「地域福祉的」な観点があり、「まちづくり」ともいえます。そこに住んでいるどの人も活躍ができて、他の人の役に立たり、時には人の助けを借りながら生きていくのが、いいなぁ、です。そのためにも飲んだり食べたり、おしゃべりできる朗らかな場所が必要だとおもいました。それがコミュニティ・カフェ・レストラン構想でした。

その論文を、当時子育て支援を仕事にしている大家さんが読みました。大家さんはこの構想にひとはだ脱ぐことになりました。それが、鹿手袋の実家の庭に店舗をつくり「のら」に貸してくれることになりました。
その後、同じようなおもいを描くふたりに出会い、私たちののらプロジェクトは始動したのです。

※ あれあれあは楽しい時大笑いというタヒチ語


広場のら担当 新井




大家さんを入れて4人が出会って「ヘルシー・カフェのら」という物語が始まりましたが、これから多くの方とともに、たくさんの物語を紡いでいきたいと思っています。